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職場体験時の運送会社に新卒で就職(2021/04/18)
三栄運輸の森下さん
「トラックの仕事でき、毎日がワクワク」
三重県伊賀市の三栄運輸㈱(山本貞夫社長)に昨年3月に入社した
森下稜也さん(19歳)は、地元中学の2年生のときに同社で職場体験学習を受けていた。そのときの職場体験での印象が強く、高校卒業後、新卒で入社した。
三栄運輸では、毎年、地元中学校の職場体験学習の場として生徒を受け入れているが、伊賀市立城東中学校の2年生であった、森下君も3日間、職場を体験した。
朝8時に体操服姿で会社に出向き、8時30分から午後4時まで体験学習を受けた。実習では、山本社長、従業員とともに事務所作業の手伝い、倉庫でのリフト作業の見学、荷物のピッキング、検品、仕分け作業、荷物の積み下ろし作業などを体験し、身近に物流の仕事に触れた。
森下さんは、高校卒業後、普通免許と準中型免許をセットで取得。免許取得に40万円かかったが、すべて自分でアルバイトをして稼いだ。
入社後、2トンウィング車をあてがわれ、紙製品を中心に運搬を行っているが、地場運行以外に長距離運行も買って出ており、広島、愛媛、埼玉と運行範囲は広い。
森下さんは、「トラックの仕事に携われて、毎日がワクワクして楽しい。休みの日、家で何もしないのなら会社でトラックを洗車している。早く本格的に長距離を走りたい。ベッド付きのトラックにトラックらしさを感じる。20歳になって4トン車、21歳で10トン車に乗りたい」と目を輝かせる。
【写真】森下さんと山本社長