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2024年問題追い風に攻めの方針 コンテナ阪神(2024/02/14)


JR貨物コンテナ取扱


 コンテナ阪神㈱(田中友史社長、大阪府大東市)はトラック31台を保有し、JR貨物コンテナだけを扱う運送会社である。大阪にある4か所の貨物駅に全国からの鉄道コンテナが集まるが、トラックに載せられたコンテナを客先に行って開梱して下ろし、また、
空のコンテナで集荷し、貨物駅に届ける。
 鉄道コンテナの荷物は形状・種類は様々で取り扱いは手積み手下ろしが基本。コンテナは1個5トン積みで、ドライバーは1日5~6回コンテナを運ぶ。鉄道コンテナ専用のトラックが必要なこともあり、傭車が使えずオール自社便だ。
 田中社長はコンテナ阪神で約6年ドライバーを務めた後、事務所で運行管理を担当していたが、前社長は79歳で退任。身内に後継者がいなかったことから、田中社長に後継ぎを託し、田中社長が一昨年1月に代表に就任することとなった。従業員承継である。
 田中社長は、何もわからない状態から会社経営をスタートし、1年間、経理、営業など手探り状態でやってきたという。
 JRコンテナの荷物の扱いは通運会社が行うが、通運会社から仕事を請ける形で実際の荷物の取り扱いはコンテナ阪神が担っている。
 田中社長が現役のドライバー時代、長時間労働が当たり前で、1日ぶっ通しで走っていたこともあったという。
 事務所に上がってからは労働環境の改善に動き、「このままではドライバーが続かない。若い子が入ってこない」と通運会社に訴え、ようやくここ1~2年で風向きが変わり、一部パレット化や移動距離の短縮になってきている。
 田中社長は、「2024年問題で鉄道輸送の需要が見込まれるが、JR貨物は貨物量を10年で倍増させる方針を打ち出している。今は4駅を担当しているが取り扱い駅をもっと増やしていきたい。労働条件の改善などで社員の平均年齢も下がってきている。どこの貨物駅もドライバー不足。2024年問題を追い風に攻めていきたい」と話している。(2月5日号)

【写真】コンテナ阪神のホームページより