「国内旅行」がしたい！ 　新社会人が始めたいこと（2024/04/14）

ジンジブ調べ


「推し活」17％



　高校生の就職を支援する㈱ジンジブ（大阪市）は、４月に入社した、高卒の新社会人（18歳～20歳）向けに、「２０２４年に新しく始めたいこと」に関するアンケート結果を発表した。
　アンケートは、ジンジブが主催する、高卒の新社会人向けの研修に参加した２０２３年入社の高卒の新社会人１００名に答えてもらった。（調査期間２０２３年12月６日～12月20日、有効回答１００人）
　２０２４年から始めたいことについて、最も近いジャンルを選択してもらうと（複数選択可）、最も多い回答が「国内旅行（日帰り含む）」の33％だった。次いで、「運動・スポーツ」（29％）、「金融投資・貯金」（27％）、「ゲーム・アニメ・マンガ」（25％）、「海外旅行」（19％）と続いた。
　他には「習い事・勉強・資格取得」（18％）、「推し活」（17％）という回答もあった。推し活とは、自分が好きなアイドルや俳優、キャラクターなどをさまざまな形で「推す」、つまり応援することを言う。
　ジンジブではアンケート結果について、「２０２４年に社会人２年目になることで、『国内旅行』や『スポーツ』などを通してプライベートの充実も図りたいと考える人も多く、特に高校生の頃にコロナ禍での学生生活を過ごした経験から、お出かけに対する意欲が高くなったのではないかと推察できます」と分析。
　また、「一方で、生成ＡＩや新ＮＩＳＡへの注目や、『投資の勉強を始めたい』『節約したい』『ビジネスの勉強をしたい』と言った回答もあったことから、今の趣味やプライベートに関する興味関心と、将来を見据えた興味関心どちらも持っている世代と捉えることができます」と話している。【4月15日号】