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「100億超えたい。当然できると思う」  大信物流輸送(2025/10/01)


昨年は過去最高70億円を突破

 大信物流輸送㈱(長谷川政明社長、大阪府枚方市)は全国に営業所を13店舗構え、従業員数125名、グループ全体3500名を数え、総合物流企業として全国的に輸送サービスを展開している。
 1981年に創業し、現在取り扱い事業が9割5分を占める。一昨年の売上は70億円に少し足らずだったが、昨年は過去最高70億円を突破し勢いに乗っている。
2023年4月にM&Aを実施し、新潟運輸㈱(新潟県新潟市)の100%子会社になり、新潟運輸グループの大阪営業所として事業を推進している。5年前に就任した長谷川社長に話を聞いた。
 初代で前社長の小林尚美氏(現顧問)が決断し、M&Aを行った当時は、社内に少なからず動揺があったという。給料が下がるのでは?という懸念の声が社員から聞かれた。
 長谷川社長は従業員に「心配しなくていいから。体制は何も変わらない。給料も下がらない」と説得して回った。実際、毎年少しずつ昇給が出来ている。それについて長谷川社長は、「社員が皆頑張っているので還元している」と話す。
 同社の今の喫緊の課題は、全社で90名を超える配車マンの求人採用だ。東京や大阪など都市部ではまだそれほどでもないが、地方では集まらなく、その差が顕著だという。
 そのため昨年9月にスキマバイトサービス「タイミー」を提供する㈱タイミーと業務提携契約を締結。配車マンやドライバーの育成につなげていきたい意向である。
 「(タイミーには)まずまずの手応えを感じている。これからもあらゆるアプローチで、人手不足解消に向け積極的に動いていく」と長谷川社長。
 今後については、「現在新潟運輸グループは運送部門だけで14~15の会社があるが、その中で本体を除けば、弊社が売上トップ。70億円にはまったく満足していない、100億円を超えていきたい。当然できると思っている」と目標を語った。

【写真】売り上げ100億円を掲げる長谷川社長