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長野県58・6% 栃木県0・9% 信号機ない横断歩道での一時停止率 JAF調べ(2019/04/15)


JAF(日本自動車連盟)は2016年6月に「交通マナーに関するアンケート調査」を実施したが、この中で、「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」と人が86.2%に達したことからこの実態を把握すべく、全国で実態調査を実施したが、このほど結果を公表した。
調査期間は、2018年8月15日~9月13日の平日に実施。調査時間は10時~16時の間で調査場所は各都道府県2箇所ずつの信号機が設置されていないセンターラインのある片側1車線道路の横断歩道。交通量が3~8台/分の道路で、JAF職員が1カ所につき50回横断して調査を行った。
 調査対象は横断歩道を通過する自家用自動車、自家用トラック(白ナンバー)。
横断歩道を通過する車両1万1019台を対象に行ったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか948台(8・6%)だった。これは、前年の調査時と比べて0・1ポイントの増加に留まり、依然として9割以上の車マが止まらない結果となった。 
2016年からの調査開始以来、一時停止率が最も高かったのは長野県。長野県は今回の調査でも58.6%と引き続き全国で最も高い結果となった。2番目に一時停止率が高かったのは静岡県の39・1%、3番目は石川県の26・9%。
逆に一時停止率が低かったのは一番が栃木県の0・9%、2番目が広島県の1・0%、3番目が三重県と和歌山県の1・4%だった。
警察庁調べによると、2017年までの5年間に全国で発生した車対歩行者の死亡事故6576件のうち、4811件(73%)は歩行者が道路横断中で、信号機のない横断歩道では472件発生している。