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スマホでタイヤの減りを確認  スリーウッド新「エアーミマモリ君」(2019/06/03)


クラウド通じ運送会社にも連絡


 スリーウッド(森啓二代表、奈良県桜井市)がスマートフォンと連携した、タイヤ空気圧警報機を開発し、販売を開始した。
 同社はタイヤのバルブに取り付ける小型警報機「エアーミマモリ君」を扱っているが、今回の商品は、Bluetoothでスマホと連携させ、空気圧が低下すると、警報機が光ると同時に音声と画面表示で警告し、さらにクラウドサービスを通じて運送会社事務所へ連絡する。
 クラウドサービスと連携させることで、ドライバーと運行管理者、販売店がパソコンやスマホでタイヤ情報を管理できる。バルブに空気圧センサーを取り付け、規定空気圧が15~20%低下すると、キャップに組み込まれたLEDが点滅すると同時に、ブルーツースを通じ、20m以内であれば、ドライバー自身のスマホで空気圧の異常が確認できる。
 クラウドサービスでは、空気圧情報に加え、メンテナンス状況の照会も可能で、運行管理者と情報を共有し車両トラブルを未然に防止することが期待される。
 森代表は、「トラックのタイヤ空気圧をモニタリングするシステムはとても高価なため普及していない。今回の警報機はモニタリングをスマホで行うので安価で、しかも光や音声、画面表示、クラウド連携により、タイヤの空気管理が一目で分かるように『見える化』した」と話している。
 トラックはすべての車種で使用可能。問い合わせは☎0744―45―3009まで。


【写真】スマホでタイヤの異常を知らせる