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繁忙期異なる会社でドライバー対策  LPガス配送と飲料配送(2019/11/17)

 三ッ輪産業㈱(尾日向竹信社長、東京都目黒区)のグループ会社である三ッ輪運輸㈱(杉田直樹社長、神奈川県横浜市)と㈱ギオン(衹園義久会長、神奈川県相模原市)は、昨今のドライバー不足による配送業務時間の増加、季節による稼働率の変動を抑えるため、9月30日に事業提携を行った。LPガスを運送する三ッ輪運輸の繁忙期は冬場で、ギオンは食品の配送量が多い夏場に繁忙期を迎える。お互いの繁忙期に着目し、トラックを共用して配送業務を平準化し、長時間労働の改善を実現させる。
 両社の共通課題は、繁忙期と通常期の業務量の差が激しいことで、繁忙期における人員の確保が難しくなり、給与体系の平準化も課題となっていた。三ッ輪運輸は、LPガスの利用が多い冬場に稼動率が高く、夏場は低い。一方、低温食品物流を手掛けるギオンは、夏場にスーパーやドラッグストア向けアイスクリーム・飲料の需要が極端に高まるため、配送員の業務量が大幅に増加する。お互い、繁忙期の長時間労働を改善するため、追加人件費が高騰していたが、 今回の両社の提携は、従業員への年間を通じた安定的な収益の確保を実現させる。
 現在、三ッ輪運輸の運転手がギオンの作業状況を随行見学し、作業の全体像を把握したり、運行管理上の課題などに対し、お互いが知識を持ち寄って情報交換している段階で、正式な相互派遣の実施は来年を想定している。
 三ッ輪産業グループの尾日向社長は、「昨今の社会課題であるドライバーの人員不足・高年齢化は、私共LPガス業界においても継続的な安定供給を揺るがす喫緊の脅威として認識している。弊社は、日本最大級のLPガス共同配送会社を同業5社で設立するなど、配送業務の効率化に努めてきたが、この度の業界の垣根を超えたギオン様との提携により、更なる効率配送とドライバーにとって魅力的な職場環境を両立させていきたい」と話す。
 ギオンの衹園会長は、「物流事業においては毎年成長を続ける一方で、人材の確保という悩みと常に向き合っていかなければならない。この度の、三ッ輪産業グループ様との事業提携は、労働者不足という課題に対して短期的な『助け合い』ではなく、長期的に有益な協力関係を築いていきたい」と話している。

【写真】ギオン ・衹園会長(写真左)と三ッ輪産業グループ・尾日向社長