神戸三宮駅前に神戸支店開設 　 ロジカ（2022/04/03）

配車スタッフの採用と教育行う



　大型トラックを中心に46台保有し、長距離主体で事業展開するロジカ㈱（中村哲也社長、兵庫県稲美町）は、昨年、神戸三宮駅前に神戸支店を開設。神戸支店開設は配車担当者の採用と人材育成のためだ。
　配車担当者は一般的にトラック乗務経験者が多いが、同社では未経験者を採用している。現在、配車担当者は４人在籍しているが、全員未経験者。配車スタッフとして募集を出し採用した人で、一から教え、一人前の配車スタッフとして活躍している。
神戸支店を開設したのも通勤上の立地を重視したもので、電車通勤できる都市部をあえて選んだ。やはり、反応はよく、いい人材が採用できているという。
　中村社長は、「本社ではドライバーの採用で人は来るが、配車スタッフは来ない。運送業は配車の能力が求められる。手間暇はかかるが、神戸支店では、配車の交渉力、営業力を教えこんで、スキルアップしてもらっている」と話す。
　同社は昨年10周年迎え、現在は、茨城県に営業所を構え、近々、静岡県にも営業所を開設する予定である。中村社長は、「今が最大のチャンス。攻め込んでいくしかない」と意気込んでいる。

【写真】神戸支店が入居するビル