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他社ドライバーとの仲間意識築くヘルメットのマーク(2022/08/17)


大輝産業


「泉海グループマーク」をヘルメットに貼付


 ㈱大輝産業(川口悟社長、大阪府泉佐野市)では、同業者である泉海商運㈱(大阪府和泉市、岡山健治社長)の「泉海グループマーク」を作業用ヘルメットに貼付している。
 大輝産業と泉海商運はグループ会社ではない。泉海グループとは食品関係の運送業者で構成された集まりで、6年前に大輝産業を含めた3社から始まった。現在は全国約70社の運送会社で構成されており、業種は様々だ。
 年に2~4回開催される会議では、情報交換以外にも、保険・事故事例・営業に関するセミナー、問題解決のための意見を持ち合う座談会も行っている。
 グループに入るメリットはドライバーにもある。グループに入った会社は、ドライバーの作業用ヘルメットに「泉海グループマーク」を貼ることができるが、このマークの意味は大きい。
 同じグループ内のドライバー同士だと仲間意識が芽生え、トラブルが起きにくくなる。新人ドライバーは自社の先輩がいない環境でも、現場にいる同じグループのドライバーに頼りやすくなる。
 大輝産業の平岡秀典統括本部長は、「運転手が待機時に、暗黙のルールが把握できないと順番を抜かされて待機時間が伸びたり、現場の人を呼ばないと仕事が進まなかったりすることもある。現場で頼れる仲間を増やせば、理不尽な扱いを受けて辞めていく新人ドライバーも減らせる。今は経営者層も現場で働くドライバーも、横のつながりが大事だと感じている」と話す。
 

 【写真】マークのついたヘルメットを着用する大輝産業のドライバー