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得意先や協力会社招き盛大に開催 MSC新年互例会(2024/02/25)


2024年乗り切る決意示す


 空ドラム缶を専門に扱う運送会社㈱MSC(稲垣潤社長、大阪市)は1月20日、コロナ禍で自粛していた新年互例会を住吉大社吉祥殿・明石(大阪市)の間において4年ぶりに開催した。
 今年は、時間外労働時間の上限規制が適用されることで生じる「2024年問題」を4月に迎えることもあって、MSCの社員50人だけでなく、得意先や協力会社、関係先など30社を招き、計200人が参加。決起大会の意味合いも込めた新年互例会となった。
 稲垣社長はあいさつで、「この4年の間、事業の維持、継続、発展に努めてきたが大変だった。コロナ、円安、ロシアのウクライナ侵攻、中東紛争、資源エネルギーの高騰と経済活動の山と谷がありました。またその一方で、猛暑、地震、水害、台風と天災も頻発しており、社員の健康、安全面を痛感した4年でもありました」と述べた。
 また、「2020年以降は、2024年問題を目前に商慣行見直しが迫られました。働き手はエッセンシャルワーカーと言われますが、労働環境の実態は一般企業とかけ離れており、非効率な商慣行の見直し、DX化の推進などさらなる生産性の向上に努めていっています。2024年問題は製造・営業・物流が三位一体となることが不可欠で、皆でこの2024年を乗り越えていきたい」と訴えた。(2月19日号)

【写真】左 あいさつで決意を述べる稲垣社長
    右 新年互例会 懇親会風景