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4人のベトナム人が整備工として活躍  ヨロズ物流G(2025/05/05)


鈑金・塗装技術の能力高く、迅速

 ㈱ヨロズ物流(新谷剛社長、大阪府富田林市)のグループ会社㈱マスリカ(同)では中古車販売・鈑金・塗装を行うが、現在、4人のベトナム人が整備工として働いている。同じくグループ内のボンド協同組合が受け入れた外国人技能実習生だ。
 彼らの鈑金・塗装技術の能力は高く、しかも迅速だ。技能実習生は、中古車の汚れた塗装をはがして架装し直し、整備を施し、見栄えも新車と変わらない仕上がりにするが、通常、ディーラーで、1か月以上かかるような作業も1週間ほどで済ませてしまう。
 昨今、新車トラックの納期がかかり過ぎるという問題があるが、その一方で中古トラックの需要が高まっている。同社では中古トラックに特化した販売形態を行っている。
 特定技能は受け入れ期間が1号で5年。受け入れ期間の最後に試験があり、それに合格すれば特定技能2号に移行できる。2号になると、受け入れの期限が無くなり、家族を母国から呼ぶことができる。
 マスリカで働いているベトナム人の従業員は元々、1号で5年働いた後に母国へ帰る予定だったが、2号に移行し、家族を呼ぶことを考えているという。
マスリカの影山芳久専務は、「ベトナム人4名はオイル交換やタイヤ交換などの整備作業も担っているが、順応性や対応力もあり、日本人以上によく働いてくれる。特定技能2号への移行は、母国に帰って起業する生活と日本での生活を比べればどちらが安全で平和な暮らしができるかという考えもあるようだ」と話していた。(5月5日号)

【写真】4人のベトナム人社員と影山専務(中央)