子供向けにホームページ作成 　泉州サービス（2025/08/31）

生成ＡＩで作ったイラスト活用

　「運べないものは無い」をキャッチフレーズにする、㈱泉州サービス（原俊明社長、大阪市）は７月にホームページと会社のパンフレットをリニューアルした。特徴的なのは、子供向けに作った点。生成ＡＩを駆使し、作成した。
　　ホームページとパンフレットは子供に人気のある恐竜をモチーフにした。レトロな雰囲気のある車も描かれ、事業内容や車両の紹介、会社概要、営業所一覧などが載っている。文章にはすべての漢字にフリガナが振られ、小学生でもわかる内容だ。
　イラストはすべて生成ＡＩが作成したものを使っている。プロのイラストレーターを使うことなく、生成ＡＩのものを活用したことから製作費は廉価で済んだという。
　原社長は、「構想から３か月かけて作った。ホームページは荷主と求人向けというより社員の家族向けに作った。子供さんが、『お父さんの会社ってこんな会社！』と親しみを持ってもらえる作りにした。どんな仕事をしているのか小学生でもすぐにわかる。求人的には15歳未満に求人をかけて、20年後を見据えた感じ。『子供は日本の宝。若者は日本の未来』です」と話している。
　子供向けの珍しいホームページは注目度が高く、求職者や複数の企業から問い合わせが入ってきているという。

【写真】子供向けホームページと原社長