「配車はこれから女性の仕事」 共立トランスポート （2018/10/13）

24時間３６５日体制で事業展開する㈱共立トランスポート（久保秀樹社長、大阪市西区）では配車業務に、配車経験のない女性を積極的に採用している。５人中４人が女性だ。
７年前に初めて女性を配車係に担当した久保社長は「男性だから、女性だからと仕事を分けることはしない。しかし、電話対応を女性が担当すると相手が電話対応を受け取りやすいこと、また荷主とドライバーの連絡がつかず、バラバラになるといったことが無く、連絡対応が正確にできている。配車はこれから女性の仕事」ときっぱり話す。
最初から配車を担当する林法子さんは、「特に女性だからと言ってどうとか言われないが、電話応対する際、お客さんに『感じが良い』とよく言われる。いつも元気良く対応し、『緊急での対応、急な要望にも丁寧に対応してくれるのがありがたい』という声を頂き、励みになってます」と話す。
平成24年入社の佐々木由利子さんは経理担当だったが、今年７月から配車係を担当。「まだ間もなく、業務がうまく行かないこともあるが、チャレンジあるのみ。荷主さんに『電話対応が良かった』と褒(ほ)められ、名指しで配車の担当をお願いされることもある。他のお客さんからも車の手配がとても早いと称賛され、とてもうれしく思ってます。これからも努力していきます」と話していた。
女性は全員トラックの乗務経験はないが、業績アップに大いにつながっているという。