電話でのお問い合わせは072-882-6258
〒571-0079 大阪府門真市野里町31-15
地雷原から生まれた焼酎の販売へ ハンナ (2026/01/07)
酒類の販売許可取得し、販売開始
奈良県の運送会社・㈱ハンナ(下村由加里社長)は、カンボジアで地雷撤去、地域振興を行うNPO法人「IMCCD」が地雷処理後の農地で、耕作した穀類・イモ類をもとに製造した焼酎「ソラクメール」の販売を開始した。
ソラクメールは、IMCCDが、地場産業発展のために立ち上げた蒸留会社が製造した焼酎。地雷撤去後の農地で、農作物を育成出荷するだけでは、付加価値も少なく収入も限られるため、IMCCDの理事長・高山良治氏がカンボジア人と創業した。
ソラクメールは、手作りの蒸留酒で生産量は限られているが品質が良く、フランスで開催された「クラマスター2023」で、4銘柄が、プラチナ賞と金賞を受賞している。
国連平和維持活動(PKO)としてカンボジアに赴任した経験を持つ元自衛官の高山さんは同国で地雷処理と地域復興の支援を続けているが、下村社長はロータリークラブの奉仕活動で高山さんと知り合い、それ以来、高山さんの活動を応援し、交流が続いている。
ハンナは、国際貢献の一助として、ソラクメールを輸入販売することを決定。
昨年9月、奈良本社で、酒類の販売と通信販売の許可を取得した。
ソラクメールは、1本(720ml)1万円と、焼酎としては比較的高い値段で販売する。ウィスキーのシングルモルトと大差ないアルコール度数と風味があり、カンボジアの地域復興をサポートするには、この価格が妥当と考えた。
下村社長は、「昨年の秋、東京事務所を設置したが、この事務所を足掛かりに、首都圏での販売網の確立を考えている。ソラクメールのファンを増やし、カンボジアで学校建設に役立てるような販売額にしたい」と話す。(1月5日号)
【写真】国際的に評価が高いソラクメール