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一次産業である農業への感謝忘れない 桑原サービス(2026/01/11)


「新嘗祭」に新米を支給

 食品輸送を展開する㈱桑原サービス(桑原勝彦社長、大阪府茨木市)では、毎年11月23日に従業員にその年に収穫された新米を支給している。11月23日は勤労感謝の日だが、元々は五穀豊穣に感謝する新嘗祭(にいなめさい)という宮中祭祀(さいし)があった。現在でも11月23日に、全国の神社で新嘗祭が行われている。
 同社では、食品輸送を生業(なりわい)としている事から、一次産業である農業への感謝を忘れないという意味を込め、5年前からこの取り組みを行っている。
 和歌山県の農家から10月下旬に籾(もみ)の状態の新米を約1トン譲り受け、コイン精米所で4時間かけて精米。それを冷蔵倉庫に保管した後、5㎏ずつに分け、200袋を袋詰めにし、全社員に配った。
 桑原社長が新嘗祭を知ったのは、10年前に古事記を現代語訳で読んだのがきっかけ。
「天孫降臨以来、日本人が生活の基本としてきた米を含む五穀、また長い間コメは通貨の役割も果たすほどの重要な穀物でもあった。それら五穀の豊穣を2000年以上祈ってこられた歴代の天皇陛下、この連綿と続く私たちの先祖の祈りや感謝の歴史に感銘を受けた」という。
 桑原社長は、「米の小売り価格が高騰している昨今なので、社員が大変喜んでくれた。今年も令和8年産の新米が豊穣でありますよう、また食品輸送が活況となるよう祈りたい」と話す。

【写真】本社事務所に積まれた新米