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430休憩ではなくドライバーに裁量を 国民民主党・榛葉幹事長(2026/01/21)
ドライバーの待遇改善訴え国会で質問
国民民主党がトラック運送業界に寄り添った発言を行っている。昨年11月12日、参議院の予算委員会で、国民民主党の榛葉(しんば)賀津也幹事長が質問に立ち、多重下請け構造や荷待ち・荷役作業、高速道路の深夜割引料金などトラック運送業界について多くの要望を出した。
榛葉幹事長はまず高市総理に「ネットショッピングとかやったことありますか?」と質問。
高市総理がそれに対して、「私が履いている靴や下着などはネット通販で買っております」と答えると、榛葉氏は「テレビショッピングを見ていると買いたくなるが、その理由の一つが最後の殺し文句の『送料無料』。送料無料じゃない。生身の人間がハンドルを持って、一生懸命運んでくださっているんです」と、あくまでも物流は人の手で運ばれているということを強調した。
また、「もう一つトラックドライバーの苦労が長時間労働。大きな原因となっている荷待ち、荷役。これは荷主の仕事なんですが、ドライバーがサービスでやってる。これで身体壊して腰痛くして、それで成り手がいない。これをなんとかして欲しいと思う」と、トラックドライバーの置かれている現状を説明。
さらに、「もう一つ、深夜の高速走ったらもうトラックでいっぱい。最大の原因が、トラックの深夜割引制度。賃金は安く長時間働く。しかも働く環境は真夜中。ハンドルを持つお父さんお母さんは子供と一緒にご飯食べたいし、お風呂入りたいし、晩酌もしたい。ハンドルを持つドライバーの立場に立って是非、深夜割引ルールの緩和をして頂きたい」と要望した。
榛葉氏は改善基準告示の430休憩にも言及。「ドライバーのために休憩を取らせようっていうのは良く分かるが、これはハンドル持っている人の立場からすれば、このルールは事務所の中でパソコン叩いてる人の発想だって言う。5時間すればもう着くのに、4時間で休まなきゃいけない。ハンドル持つ人はリズムがある。自分の身体も良く分かってる。8時間の中でどれだけ休むかは、俺たちドライバーの裁量に任せてくれないかと」と制度の改善を求めた。
続けて、「実際に、休もうとしても駐車スペースが無い。駐車するところが無いのに休めってのはどういうことだって言う。駐車マス増やすべきじゃないでしょうか?」と質問。
これに対し、沓掛(くつかけ)国土交通省道路局長は、「高速道路の休憩施設については、大型車駐車マスを令和6年度までの7年間で約4200台を拡充した。今年度も約510台の拡充を予定しており、今後も拡充に向けて取り組む」と回答した。最後に榛葉幹事長は、「総理。トラックドライバーは日本の宝です。是非ドライバーさんを守って頂きたい」と訴えた。(1月19日号)
【写真】質疑を行う榛葉幹事長