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トピックス itiran

5件の北陸行き荷物を混載輸送 東徳運輸(2026/01/28)


 ㈱東徳運輸(松澤憲司社長、大阪府東大阪市)は大型車で北陸までの混載輸送を得意とするが、現在、毎日7台ほど北陸へ走らせており、5件の荷物を混載することもある。
集荷は西は姫路、東は和歌山まで回るが、姫路へ行く場合、神戸方面で積み込み、和歌山へ向かう場合、岸和田や奈良も組み合わせ効率的にルートを設定する。
3件ほど回って宵積みし、15時に出発。石川までは高速で4時間で到着。20時から9時間休息を取り、翌日荷下ろしし、集荷をして帰りはチャーター便で大阪へ戻って来るのが大体の流れだ。
 福井、石川、富山行きのオーダーが前もって入って来るが、9・6mの荷台の長さに対し、1×1パレット4つなら2・2m分埋まり、ケースが3mならこの時点で5m分埋まる。残りの4・6mの空きスペースに小さい荷物を組み合わせていく。
 荷台前方にフレコン8本と60㎝のドラムを8本、その後ろにケース物、紙袋、ケースとパレット、最後尾にアパレルケースを積み、最大5件の荷物を積み替えて混載する事もある(写真)。すき間なく積み込み、積載率はほぼ100%だ。
 この場合、フレコンとドラムはリフト積みだが、その他は全てバラ積みバラ下ろし。ドライバーの負担はあるが、バラ作業をやる会社が減っており需要は高い。大阪から北陸までは中距離だが長距離並みの料金を目指す。
 配車スタッフは、オーダーが入った瞬間から、この物量なら何mで載る、何才なら何mのスペースが必要とイメージが出来あがっている。出発前日の夕方までに荷物が組み上がり、荷主に車番を一斉に流す。積み地も下ろし地もなるべく近い所を設定。配車担当は地理も頭に入っていなければならない。
 利川正一所長は、「配車マンの仕事は、判断もスピードも重要。悩んだり迷ったりすれば、案件を取りこぼしてしまう。オーダー通りの寸法の荷物を計算して混載するが、載り切らなかった事はこれまで1度も無い」と語る。(1月19日号)

【写真】5件の荷物を混載したトラック