電話でのお問い合わせは072-882-6258
〒571-0079 大阪府門真市野里町31-15
防災グッズ、トラック1台に1袋 宇治吉田運送 「安心して仕事に励める」(2018/11/06)
大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、北海道大地震など次々に日本列島を襲う自然災害。昼夜を問わず、全国をくまなく走るトラック運送業、もしもの時のために防災用具を備えることも大切だ。
㈱宇治吉田運送(吉田實子社長、京都府宇治市)ではトラック1台1台に防災グッズを備えている。
防災グッズは、長期間にわたって保存できる水や食べやすいビスケットといった食料から保温用のシート、カイロ、水をためておける折り畳み式のタンクなどが防災袋に入れられており、トラックの運転座席後部に収納してある。
防災グッズの中身については同社の社員が直接見て選んで購入してきたものだ。
社員によると、防災グッズの大半は100円均一ショップでそろえることができるのだという。「防災グッズは高額なものでもない。100円均一ショップでかなり充実している。食料品だけはインターネットで購入しました。あと消費期限ごとに替えるためカンパンではなく、ビスケットなど皆で食べやすいものを選んでいます。金額にすると一袋でだいたい2000円もかからないのでは」と話している。
吉田社長は、「兼ねてより良い会社にしていくための課題の1つとして防災グッズを2016年から始めました。南海トラフ地震もまもなく起こると言われています。何かあってからでは遅いし、乗務員も安心して仕事に励むことができると好評です」と話している。
【写真】=宇治吉田運送でそろえられている防災グッズ