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「最低運賃の法制化」求め活動 運革協創設者、八田廣實氏お別れの会(2026/03/18)


 2月18日、昨年11月に91歳で亡くなった㈱三愛(大阪府門真市)創業者で、運輸中小企業区域変革物流協会の創設者である八田廣(ひろ)實(み)氏のお別れの会が開かれた。
 八田氏は18歳のときに事業を立ち上げ88歳まで毎日出社し、現役を貫いた。その一方で、ドライバーの地位向上と生活を守ることを目的に平成20年10月、NPO法人運輸中小企業変革協議会を結成。その翌年、一般社団法人運輸中小企業区域変革物流協会(運革協)を設立した。 
 「最低基準運賃の法制化」や「運賃メーターシステム」の導入などを求め、国へ陳情や問題提起を行い、この動きはテレビ等メディアでも度々報じられた。
 平成29年に運革協は解散したが、その翌年、運転手の労働条件を改善する法律が成立。運革協の活動は運送業界の政策にも影響を及ぼしたともいわれる。
 弔辞では、運革協のメンバーであった三栄運輸㈱の山本貞夫氏が、「運賃は誰のものかとよく私たちに力説し、トラック乗務員のことを誰よりも思っておられました」と述べ、最後に三愛の八田多佳子社長は、「父からは、商売は厳しい時代もあったと聞いています。どんな時も前向きで、絶対に諦めない。やってやれないものはない。不可能を可能にすることを生きがいとしていました。それが八田廣實でした」と述べた。(3月16日号)

【写真】八田氏お別れの会 の様子