「足付きトランクルーム」好評 アシストライン（2019/04/1）

アシストライン㈱（矢野善一社長、大阪府東大阪市）は昨年４月に１０００坪の広さの倉庫付事務所に移転したが、移転を機に新たに始めたのがトランクルームだ。トラックで預かり荷物を引き取り、配送を行う「足付きトランクルーム」は、個人客を中心に依頼が相次いでいる。
　一般的にトランクルームは車を持っている人でないと預けることができない。また、車を持っている人でも、冷蔵庫や洗濯機、ソファーなど大型家具になると、それなりの大きさの車が必要となり、人手も要る場合がある。
　同社のトランクルームの場合、利用者が車を持ってなくても預けることができるのが最大のメリットだ。預かる荷物はアシストラインが引き取り、預かった荷物は自宅などに配送される。
また、同社のトランクルームの特徴としては、入会金、保証金が不要で、さらに、通常は預かり期間が１か月単位だが、10日単位の３期制を採用し、ユーザーにとっては利用しやすくなっている。
　矢野社長は、「２月３月の引越時期は大忙しだった。問い合わせは増えていっており、トランクルームを利用したいけど、利用できないユーザーに喜んでもらっている。今年はトランクルームに力入れていきたい」と意気込んでいる。　
　同社は３６５日24時間稼働で１３０台のトラックを稼働させている。トランクルームは９時～20時利用可。

【写真】左　倉庫内なので上限なく、預けられるのもユーザーに好評
　　　　右　倉庫事業部の松浦大作部長と矢野社長（左から）