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白鵬の角界への道開いた摂津倉庫相撲部(2019/06/17)

摂津倉庫㈱(浅野弘資社長、大阪府大東市)には相撲部がある。創業者の故浅野毅会長が平成元年に創部した。現在、部員が5名おり、本社1階の道場で毎週月・水・金曜日の午後6時から稽古を行っている。
同社相撲部は全日本実業団相撲選手権で団体優勝したことのある強豪。中・高・大学などの合宿の受入れや、大相撲の大阪場所中は部屋の宿舎として本社フロアを無償で提供し、相撲を通じて社会貢献活動も行っている。
摂津倉庫は、第69代横綱白鵬を相撲の世界へと道を開いたことでも知られる。
2000年の秋、モンゴルの力士志望の仲間ら7人が来日した。そのときの一人が当時15歳の白鵬だった。相撲部一期生の森則彦監督から3カ月間、相撲の基礎を教わったりしながら、同社で寮生活を送った。
この間は、相撲部屋からのスカウトを待つ時間でもあった。力士志望のうち3人は部屋からスカウトされて入門を決めたが、身長175センチ、体重62キロとやせていた白鵬は、どの部屋からも声がからなかった。そして、モンゴルへの飛行機の切符を手渡され、帰国することが決まった。
帰国前日、白鵬は浅野会長に、「日本に残りたい。どうしてもお相撲さんになりたいんです」と泣きながら思いの丈を打ち明けたところ、「よっしゃ、何とかしたる」と浅野会長が奔走し、宮城野部屋への入門につながった。 
そして、その後、大横綱が誕生することとなった。

【写真】5人の部員が週3回、本社一階の道場で稽古に励んでいる