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役割分担し、時間短縮 24時間稼働で到着時間設けず アイエヌライン三田SC(2019/08/05)


車両250台を保有する㈱アイエヌライン(奈賀幾次郎社長、福岡県吉富町)は兵庫県三田市に混載便の集荷の拠点として、三田スイッチセンター(三田SC)を昨年2月に開設した。九州~関西間の中継輸送と、混載便の集配の拠点として稼働している。
同社では食品、自動車の部品などを混載で輸送。輸送方法としては九州の各荷主から関西向けの荷物を集荷し、九州の営業所に集め、集められた荷物を大型車で三田SCに運ぶ。三田SCでは荷物を4tトラックに積み替え、関西の各会社へ荷物を届ける。
また、関西で九州向けの荷物を集荷し、それらを九州に運行予定の大型車両に積み替え、走行している。
荷物は集荷、積み替え、運行、積み替え、配達の役割分担を行っている。
田村務副社長は「以前は九州~関西の運行は荷物の集配、運行に11時間ほどかかっていたが、役割分担することで、現在では8時間までに短縮することができた。この輸送方法は、同じ時間に複数の荷物の集配があった場合成り立たなくなるので、車両は24時間稼働している。そのため原則として、お客様からの到着時間の指定は設けていない」と話す。
また、「フォークリフトでの荷物の積み替え、点呼の問題から拠点は必須。現在、埼玉県坂戸市にある埼玉営業所と三田SCを結ぶ拠点を関東に設営し、九州~関東間の運行が行えるよう準備を行っている」と話す。