バネの力で荷役作業をアシスト 「ワーキングパワースーツ」（2020/06/14）

㈱エヌ・エス・ピー（大阪府茨木市）では、バネの力で荷役作業をアシストするパワースーツ「ワーキングパワースーツ」を販売している。パワースーツ上部背中に取り付けられたバネの反発力を利用することで、腰や背中、膝を支え、負担を減らせる。
電気や空気圧といった動力を使用しないため、面倒な操作やメンテナンスを行う必要がない。丸洗いすることも可能なため、いつも清潔な状態で使用することができる。
着用するだけで、正しい姿勢になるよう矯正する作りとなっているため、普段から着用することで、腰痛を起こしにくい理想的な姿勢に改善することができる。荷物を持ち運ぶ作業だけでなく、フォークリフトや建設重機操縦の際や、デスクワークの際にも着用して、腰痛を防止することができる。
同社の担当者は「別売りの腕サポーターを取り付けることで、物を持ち上げ続ける動作にかかる負担を減らすこともでき、作業にかかる負担をさらに減らすことができる。スーツを活用することで、若年男性はもちろん、高齢者や女性といった筋力に不安のある方でも作業を行うことができるため、多くの方に働いてもらうことが可能となる」と話している。


【写真】着用するだけで腰痛予防にも